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経済

2018年3月14日

シンガポール、CDLの高級コンドミニアム、33億円で売り出し

不動産開発大手のシティー・デベロップメンツ(CDL)はレオニー・ヒル・ロードで建設中の高級コンドミニアム「ニュー・フューチャラ」のペントハウスに3,980万Sドル(約32億6,000万円)の値を付けた。床面積1平方フィート当たりに換算すると5,079Sドル(約41万円)になる。

 

 建物は36階建てで、ペントハウスは上階の2フロアを使った5寝室の住居。長さ13メートルのプール、サウナ、客をもてなすためのプールサイドキッチン、大理石のフローリングなど贅をつくした住宅だ。

 

 シンガポールの高級コンドミニアムは外国人に人気があり、昨年はフェイスブック共同創業者のサベリン氏が、SCグローバルが開発した「スカルプチュラ・アードモア」のペントハウスを約6,000万Sドル(約48億7,849万円)で購入した。コンドミニアム1戸当たりの価格でシンガポールの最高。1平方フィート当たり5,650Sドル(約45.9万円)になる。

 

 ニュー・フューチャラは2棟124室の、CDLが手掛けた物件では最もぜいたくなコンドミニアムで、スーパーカーも駐車できる広い駐車スペースがある。

 

 CDLはほかにも一等地のグレンジ・ロードに高級コンドミニアムを建設中で、両事業でこれまでに13億Sドル(約1,057億円)相当の物件を販売した。うち10億Sドル(約813億円)余りは外国人(シンガポール永住者を含む)による購入だ。

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