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社会

2018年3月11日

子を持つ母親は週1日自宅で作業、CIMBが導入

【クアラルンプール】金融大手のCIMBグループ・ホールディングスは3月8日、5歳以下の子を持つ女性社員に週1日は自宅での作業を認めるフレックス勤務制度を導入した。8日は国連が制定した国際女性デー。ナジブ・ラザク首相がCIMBに代わり式典で導入を宣言。「国が栄えるためには、あらゆるレベルで女性の最大限の参加が必要だ」と女性の社会参加を訴えた。

 

 CIMBの国内社員数は1万7,000人で、うち女性が1万人。今回の措置を享受できる女性社員は3,300人。CIMBは1年間の産休、男親のための育児休暇も導入している。

 

 政府は行政機関で意識決定に携わる者に占める女性の割合を30%にする目標を立てているが、既に34%に達しているという。

 

 CIMBも2020年をめどに30%を達成する計画だ。現在は取締役の20%が女性。上級管理職では女性の割合は41.8%だ。

 

出典:ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター

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