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駐在員が住む住宅の賃貸料、シンガポールはアジア8位に後退

コンサルタントのECAインターナショナルは、外国人駐在員が住むような、3寝室の集合住宅の都市別賃貸料順位を発表した。シンガポールは8位で昨年より1つ順位を下げた。2016年は6位だった。

 

ECAのアジア地域取締役、リー・スアン氏によると、シンガポール経済の減速、外国人駐在員の減少で、駐在員が住むような高級住宅が過剰になっているのが賃料下落の理由だ。

 

ECAは世界240都市の住宅賃貸料を調べた。これまでは住宅の種類を、最高級を意味する「ハイエンド」としてきたが、今回から「中流層向け」に改めた。ハイエンドでは、極めて高額の住まいと誤解される恐れがあるためだ。

 

ほかに賃料が下落した都市は、ホーチミン、ジャカルタ、クアラルンプールで、クアラルンプールは40位圏外と、カトマンズ、コロンボ(スリランカ)以下になった。旺盛な建設活動で住宅が供給過剰になり、オーナーは入居者確保のため競って賃料を下げている。

 

賃料が上がったのは東京、ムンバイなど。1位は香港で、賃料は月1万461米ドル(約116万円)。2位以下は、東京、上海、ソウル、ムンバイ、北京、横浜、シンガポール、大阪、マニラ首都圏。シンガポールの賃料は月4,337米ドル(約48万円)。