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社会

2017年12月4日

家庭ごみの半分は食品ごみ、廃棄量は週2.5キロ

シンガポールの平均的世帯は毎週、2.5キロの食品をごみとして投棄しており、家庭ごみの半分を占めていることが、シンガポール環境庁(NEA)の調査で分かった。

 

 NEAは443のシンガポール人世帯を昨年11月から今年3月にかけ調査。279の世帯では週3回、食品ごみをサンプル調査した。投棄を回避できる食品と、卵の殻や骨など摂取に適さない部位を区別して計算するためだ。残りの世帯には面談調査を行った。

 

 昨年の食品ごみは79万1,000トンで、10年前より40%増加した。食品ごみの半分は、買いすぎや必要量以上の調理をしないことで無駄を回避できた。食品ごみで最も多かったのは、ご飯、麺、パン。

 

 2回の食事のうち少なくとも1回、食べ物を無駄にした世帯は全体の27%。買いすぎた、または冷蔵庫の奥にしまい忘れたため、駄目にした食品を頻繁に投棄する、と回答した世帯は24%。

 

 無駄を出さないためには産業界の努力も必要と回答者は考えており、54%の世帯は、スーパーマーケットは少量パックでの販売、食堂は量を、普通盛り、小盛りなど複数にするのが望ましいとの意見だ。

 

 現在のペースで家庭ごみ排出が続けば、7~10年ごとにごみ発電所の新設、35年ごとにごみ投棄場の新設が必要になるが、国土面積の少ないシンガポールでは持続不可能だという。

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