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社会

2017年11月29日

F1グランプリの電気事業めぐり複数社、入札妨害で罰金

シンガポール競争委員会(CCS)は、フォーミュラワン(F1)シンガポールグランプリにかかわる電気事業入札で、談合し競争を妨害したとして3社に罰金を命じた。命令に不服の場合、2カ月以内に申し立てができる。

 

罰金を命じられたのはサイクレクト・グループ(ケミクリート・エンタープライジズ、サイクレクト・エレクトリカル、サイクレクト・ホールディングス)、HPHエンジニアリングおよびピーク・トップ・エンジニアリング。

 

CCSは通報を受け調査を開始。それによると、サイクレクト・エレクトリカルは2015年4月、シンガポールグランプリの電気工事を落札したが、HPHおよびピーク・トップと談合し、両社にサイクレクト・エレクトリカルより高い額で応札させることで契約を得たという。

 

サイクレクト・エレクトリカルは2011~14年のグランプリでも工事を落札しており、15年の落札価格はこれを10~20%上回った。額が増えたのは人件費などほかの要因である可能性もあるという。

 

CCSによると、インターナショナルスクール「GEMSワールド・アカデミー」の資産タグ付け入札でも談合があり、HPHに高額応札を要請しケミクリートが落札に成功したという。

 

サイクレクト・グループのメルビン・タン代表は「業界の慣行に意図的に反した行動をとったことはない。今回の命令に驚いている」と、不服を申し立てる意向を表明した。

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