シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPQRコードによる決済、NETS方式に一本化へ

経済

2017年11月22日

QRコードによる決済、NETS方式に一本化へ

QRコードによる代金決済は、銀行間決済システムのNETS方式に一本化される見通しだ。NETSは20日、相互操作性のあるQRコードをショッピングモール、ホーカーセンターなど3万7,000の商店・事業所の10万ポイントすべてに整備し、主要7銀行の顧客が利用できるようにすると発表した。

 

NETSは地場大手行(DBS、OCBC、UOB)が対等出資で設けた会社。今後3年間で3,000万Sドル(約24億8,230万円)を投じ、商業者向け基盤整備を行う。ホーカーセンターの露店に対しては端末設置費を肩代わりし、取引手数料を3年間無料にする。決済も、商業者が当日の売り上げを手にできるよう迅速化する。

 

NETSのQRコードは20日付で、DBS、OCBC、UOBの決済アプリでも利用できるようになった。残る4行(HSBC、メイバンク、スタンダード・チャータード、シティバンク)は来年第1四半期に互換性を持たせる。

 

来年中頃までには、NETSの決済サービスが利用できるすべての商店、ホーカーセンター、タクシー、NTUCフェアプライスのスーパーなどで、QRコードを利用した支払いが可能になる。

 

買い物客は取引銀行またはNETSのアプリを起動し、QRコードのステッカーをスキャンし、支払額を入力すればよい。情報通信メディア開発庁、シンガポール金融管理庁が主導する特別作業班も同日、外国のQRコードと互換性のあるコードの仕様をSGQRに決定したと発表した。NETSのコードもこれに準拠したものにする。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPQRコードによる決済、NETS方式に一本化へ