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経済

2017年10月27日

創業者一族が経営に関与の企業、高い投資利益率を実現

同族経営の企業は、そうでない企業より高い投資利回りが期待できることが、クレディ・スイスの調査で分かった。同族会社の2006年以降の投資リターンは平均で年7%と、同族経営でない会社のリターンを上回った。

 

同族経営会社は、業務を営む地域、産業分野、企業規模にかかわりなく、同族でない企業より優れた成長を達成した。

 

14年以降、収入増加率が高かった企業上位50社に、シンガポール取引所(SGX)上場の中国系不動産開発業者、仁恒置地が含まれた。増加率は29%。

 

調査対象は、創業者または創業者の同族が議決権株式の20%以上を所有する、世界各地の上場中堅・大手企業1,000社で、うち90%の企業は時価が10億米ドル超。シンガポールで調査対象になった企業は時価の平均が75億米ドルで、16位。アジア太平洋地域(日本を除く)では韓国、香港に次ぐ3位。

 

株価の動きでは、創業者または2代目時代の同族会社の平均株価上昇率が年9%と、3代目またはそれ以降の代にある同族会社の上昇率(6.5%以下)を上回った。草創期の企業は規模が小さいため、高成長が可能なためだ。

 

同族会社成功の鍵は、一族がどう日々の業務にかかわっているかに左右されるという。

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