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国際

2017年10月17日

近隣国の航空機保守会社、シンガポールを猛追

シンガポールは航空機保守・整備・オーバーホール(MRO)サービスの域内ハブとしての地位を築いているが、低労賃を武器にインドネシア、タイ、マレーシアのMRO業者がシンガポールの成功例に倣い業績拡大を図っている。

 

SIAエンジニアリングは親会社であるシンガポール航空(SIA)からの業務を柱に、ほかの航空会社からも仕事を請け負い、業績を拡大してきた。同様の手法をとっているのがインドネシア国営ガルーダ航空のMRO部門子会社、ガルーダ・メンテナンス・ファシリティー・エアロアジア(GMFエアロアジア)で、シンガポールの南岸から31キロのバタム島に保守施設を建設する計画だ。労賃がシンガポールより20%低いのが強み。技術力を引き上げるため欧州のMRO業者との提携も強化する。

 

タイ国際航空はエアバスと大型MRO施設の建設で合意しており、タイ政府もパタヤ近くのウータパオ空港を航空機保守ハブとして振興する計画だ。

 

マレーシアのMRO業者、スパン・エアクラフト・エンジニアリングは最近、エアバスの100%子会社になった。最近、第2格納庫を開所しており、受注増を目指している。

 

域内同業者の追い上げを受けSIAエンジニアリングや、シンガポール・テクノロジー・エンジニアリングは技術面で対抗する考えだ。

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