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政治

2017年8月24日

幼稚園増設計画を発表、政府直営は全て小学校内に開設

〈シンガポール〉
リー・シェンロン首相が建国記念日大会で表明した就学前教育の充実に関し、ン・チーメン教育相は8月23日、質の高い教育を提供するため、この先3年間で省直営の幼稚園を16ヵ所設けると発表した。

 

教育省は現在、15の直営幼稚園を運営しており、2023年までには50まで増やし、計1万4,000人の5歳児と6歳児を受け入れる。これと並行して2023年までに、保育園など4歳児までを預かる、政府援助を受けた施設の受け入れ可能人数を4万人まで増やす。

 

就学前教育に携わる者の養成では2019年から学生を受け入れ、数年後をめどに幼児教育で必要とされる教育者の60%を輩出する計画だ。ン教育相は省管轄の幼稚園を増やすことについて「幼児教育の国有化ではない。より高い教育水準に導くためのエンジンで、全体のレベルアップが狙いだ」と語った。省直営以外の幼稚園は450ほどある。教育方法では機械的学習方法を脱し、好奇心を刺激し、創造性を開発する手法に軸足を置く。

 

教育省直営幼稚園は全て小学校の敷地内に設置する。スムーズに初等学校へ移行できるようにするためで、小学生との交流にも期待している。直営幼稚園の費用では政府は低・中所得層に補助を行う。補助は最大99%で、所得が月2,500Sドル(約20万円)以下の世帯の負担は月1.5Sドル(約120円)。

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