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2017年7月24日

ビッグデータ分析を社会奉仕に活用、寄付が多いのはベビーブーマー

〈シンガポール〉
慈善団体など社会奉仕団体を監督する全国社会奉仕委員会(NCSS)は、ビッグデータを利用したダッシュボードの構築を進めている。各団体が提供するサービスがニーズに合っているかなどを知ってもらうためだ。ダッシュボードは複数の情報源からデータを集め、概要をまとめて一覧表示する機能・画面を指す。

 

全国ボランティア・慈善センター(NVPC)のデータ分析によれば、寄付者の多くを占めるのはミレニアル世代と呼ばれる27~37歳の国民で1万1,666人を数える。しかし寄付額が多いのはベビーブーム世代(52~72歳)で、寄付の平均額は405Sドル(約3万3,000円)。全体で、寄付額が最も多い時期は年末だった。

 

分析で利用されたのはタブローのソフトウエアで、昨年、NVPCは無料でライセンス供与を受けた。寄付者のプロフィール詳細が判明したことでNVPCは的を絞った募金手法を採用。寄付の経験がある人にはほかの慈善団体を推奨し、寄付の経験がない人には意識を高めてもらうためのコンテンツを作成した。この結果、昨年4月から今年4月に得た寄付額は、以前の2倍強の50万Sドル(約400万円)になった。

 

政府は2011年以降、公式統計の提供を専用サイトで開始しており、各団体はデータを問題解決などに利用することができる。

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