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政治

2017年6月7日

汚職防止で国民にも役割、汚職届け出センター開所式で首相

〈シンガポール〉
ホイットリー・ロードに設けられた汚職調査局(CPIB)の汚職届け出センターの開所式が6月6日に行われ、リー・シェンロン首相は、司法、政府、公務員は清潔さを維持しなければならないが、汚職が社会に根を張ることのないよう、市民一般にも汚職を拒否する姿勢が求められると、クリーンな国の維持を呼び掛けた。

 

リー首相は「国造りに当たった指導者たちはクリーンな制度を築いた。シンガポールが誇るべき遺産であり、それを守るため全力を注ぐことが求められる」と述べた。市民は汚職に関する苦情を同センターに直接持ち込むことができる。以前はCPIB本部に赴かなければならなかった。

 

リー首相によれば、多くの国では汚職が自然なものとして受け止められているという。また公務員に「正当な賃金」を支給することが、収賄防止に役立っていると述べた。首相を含む閣僚の報酬は外国と比べ極めて高い。

 

昨年、CPIBに寄せられた苦情は808件で、捜査対象になった汚職容疑は118件と過去32年間で最少。うち85%は民間セクターでの容疑だった。

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