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経済

2017年5月30日

賃上げだけで社員は会社に残らない? 人材仲介のハドソン調査

〈シンガポール〉
単に賃金を上げるだけでは社員との契約を維持することが容易でないと思われることが、人材仲介を手がけるハドソンの調査で分かった。

 

ハドソンは3月、アジアで雇用者および従業員の計3,500者を対象に調査した。シンガポールでは、賃上げが期待できる場合でも「その後1年間、同じ雇用者のもとにとどまる」と答えた割合は42%にとどまり、「とどまらない」との回答が14%、「わからない」が44%を占めた。また「今の会社で働き続けたい」との回答はわずか16%。「転職を考えている」との回答は29%で、残りの55%は「転職の機会があれば検討する」と答えた。

 

ハドソン・シンガポールのサラコバ取締役は「専門職者、特に特殊技術を持つ者は引く手あまたということを知っているため、勤務先に関する選択肢を限定しない」とコメント。専門職者は現在の職に満足していても、常に人材紹介業者と関係を維持し、転職の機会に注意を払っているという。

 

全体で、次回の賃金見直しに際しどのような提示を経営者から期待しているか、との設問については「0~5%の賃上げを期待している」との回答が25%、「6~10%」が45%、「10%以上」が17%、「現状維持を見込んでいる」が13%。

 

シンガポールの雇用者の88%は、人員の増員または退職した社員の補充を計画している。

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