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経済

2017年5月26日

第1四半期のGDPは2.7%増加、通産省は先行きを楽観

〈シンガポール〉
通産省は第1四半期の経済統計(確定値)を発表した。国内総生産(GDP)は前年同期比2.7%の増加で、ロー・クムイアン次官は通年の増加率予想(1~3%)は維持するとしたものの、2%超の増加が見込めると楽観予想を示した。

 
ロー次官はその根拠として、世界経済が昨年第4四半期以降、上向いていることを挙げた。貿易推進機関の国際企業庁(IE)も第1四半期の非石油地場輸出(NODX=石油・再輸出を除く輸出)が15.2%増と好調だったことから、通年の増加率予想を0~2%から、4~6%に上方修正した。

 
NODXの28%を占める電子機器輸出は9%増加した。集積回路(IC)、パソコン部品、ディスクメディアの輸出が増加した。電子機器以外の輸出は18%の増加で、特殊機械、石油製品輸出が顕著に増加した。輸出市場上位10カ国・地域のうち、中国、台湾、韓国への輸出が特に増加した。

 
石油貿易、再輸出を含めた総貿易は16.3%の増加で、IEは通年の増加率予想を5~7%に1ポイント上方修正した。

 
第1四半期の工業生産高は8%の増加で、電子部門の生産が33%増と成長をけん引した。スマートフォン、自動車向け半導体需要の世界市場での増加が理由だ。精密工学部門の生産は19%増加した。

 
建設業の生産高は1.4%減と低迷が続いている。民間建設需要の不振が主因だ。サービス業の生産高は1.6%の増加で、運輸・倉庫部門が好調だった。

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