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経済

2017年5月24日

個人ハイヤー台数がタクシーの1.5倍に、持続可能性が問題

〈シンガポール〉
個人ハイヤーの台数がタクシーを超えた。陸運庁(LTA)によると、4月時点のタクシー登録台数が2万6,476台なのに対し、個人ハイヤー台数は4万1,297台で、タクシーより56%多い。多くがウーバー、グラブのアプリを利用しているハイヤーだ。

 

配車アプリ業者が参入する前のハイヤー登録台数は500台に満たず、リムジンサービス会社が運行していた。しかし配車アプリの利用容認で個人ハイヤーが急増した。

 

政府当局は、ピーク時のタクシー需要を補うとの立場から個人ハイヤーを歓迎しているが、運輸経済の専門家は、個人ハイヤーサービスの持続可能性を疑問視している。南洋ビジネススクールのザファル・モミン氏は「個人ハイヤーはパート労働がほとんどで、営業時間はタクシーより少ない」と本業にはならない点を指摘した。

 

またグラブはSMRTのタクシー部門の買収を検討しており、シンガポール国立大学のリー・ダーホン氏は、タクシー運営の方が持続可能性の高いことをグラブが認識している証拠だと述べた。

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