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社会

2017年5月16日

世界同時サイバー攻撃、マレーシアでは2社が被害に

〈ペタリンジャヤ〉

世界各地で「ワナ・クライ」(泣きたい)と名付けられたランサムウエアによるサイバー攻撃が5月12日以降、一斉に起こっており、マレーシアでは15日までに2社で感染が確認された。これまでに世界150ヵ国で20万件以上の被害が報告されている。

 

情報セキュリティーサービスのLGMSによれば、同社の顧客企業の取締役の個人用ラップトップコンピューターと自動車店のパソコンで同ランサムウエアの感染が確認された。国内では少なくとも10台のコンピュータが被害にあったとみられるが、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)はまだ確認できていないとしている。

 

このウイルスはパソコンの中のデータを暗号化して読めなくし、元に戻してほしければ金銭を払えと脅迫する身代金(ランサム)要求型。マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」の弱点を突いた。サポートの切れたソフトが危険にさらされる可能性が高く、最新ソフトのウィンドウズ10は被害に遭っていない。

 

英紙ガーディアンによれば、このウイルスはもともと米国家安全保障局(NSA)から漏洩したサイバー兵器。英国の公営病院、フランスのルノー自動車工場、スペイン通信最大手のテレフォニカ、日立製作所などが被害を受けた。

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