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経済

2017年5月3日

生産性改善が経済成長の鍵、メーデー大会でリー首相

〈シンガポール〉
リー・シェンロン首相は5月1日、タンピネスで開かれた恒例のメーデー大会で挨拶し、昨年の国内総生産(GDP)増加率は当初予想値を上回る2%で、今年は2%を上回る増加が期待できると述べた。

 

リー首相は、世界経済が上向いていることから、慎重ながらも国内経済について楽観していると表明。「回復はまだら模様で、小売りなどは不振が続いているが、全体としては改善している」と述べた。リー首相は昨年の生産性が1%改善したことを、注目すべき傾向と強調。「生産性が上がれば労働力が増加しなくても経済は拡大し、労働者の賃金も増加する」と述べた。

 

また経済再構築に終わりはなく、不要になった従業員の解雇という痛みは不可避と述べた。失業率が2.3%に上昇したのもこのためだが、先進国の失業率は5~10%とシンガポールより高いという。リー首相は、事業体や投資の誘致、既存業務の拡大を通じ雇用創出に全力を挙げると表明。ビジネスをしやすい環境作りが、シンガポールが成功する鍵と語った。

 

昨年の顕著な企業活動では、半導体のマイクロン・テクノロジが追加投資で500人を雇用、グーグルはメープルツリー・ビジネス・シティーのキャンパスに1,000人を雇用。化学のエボニックはジュロンの第2工場を起工した。

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