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経済

2017年5月2日

航空管制を遠隔操作、チャンギが本格導入を計画

〈シンガポール〉
シンガポール民間航空局(CAAS)は、数年後をめどにデジタル技術を活用した遠隔管制システムをチャンギ国際空港に導入する。目視ではなくディスプレイパネルに表示された画像を頼りに管制を行うシステムだ。

 

CAASのエビン・シュム局長は「管制技術を改善することで過密化する航空交通をより良く管理でき、遅延の削減、航空機燃料の節約がもたらされる。研究・開発を進める」と語った。遠隔管制を補う意味で管制塔は保持する。

 

チャンギ空港は拡大を続けており、複数の滑走路の管理を総合的に行う必要が生じてきている。第4ターミナルは年内に開業の予定で、第5ターミナルは10年後に開業の予定だ。乗り継ぎ客を含め、昨年チャンギ空港を利用した旅客数は5,870万人で、第5ターミナル開業後は同1億3,500万人を目標にしている。

 

海外の主要空港ではオランダのスキポール空港が2014年1月に遠隔管制システムを試験導入した。初めて本格導入したのはスウェーデンのエルンシェルツビク空港で、170キロ離れたスンツバルにいる管制官がすべての離着陸を遠隔管制している。

 

ハンガリー、英国、米国、ドイツの民間航空局も遠隔管制の採用を検討している。

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