シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP自動車の排ガス規制を来年から強化、ディーゼル乗用車は「厄介者」

政治

2017年3月9日

自動車の排ガス規制を来年から強化、ディーゼル乗用車は「厄介者」

〈シンガポール〉
環境・水資源省の予算に関する3月8日の審議でマサゴス・ズルキフリ大臣は、来年1月1日かそれ以降に販売の乗用車に適用する自動車排ガススキーム(VES)の詳細を発表した。排ガス基準を厳しくしており、付加税の対象になる乗用車が増える。またディーゼル乗用車は利用者がいなくなる可能性もある。

 

VESは炭素排出スキームに取って代わるもので、二酸化炭素の排出基準を厳しくする。また新たに、炭化水素、一酸化炭素、酸化窒素、微粒子も排出規制の対象に含める。ディーゼル車は酸化窒素と微粒子の排出量が多い。

 

マサゴス氏は、世界で毎年50万以上の子どもが大気汚染で死亡している、との世界保健機構(WHO)の報告を紹介。「ディーゼル車は微粒子、酸化窒素を排出しており、シンガポールの大気汚染の元凶だ」と説明した。

 

排ガスの量が少ない乗用車は税の割り戻し対象になり、多い場合は付加税がかかる。現在、割り戻しを受けている、最も大衆的な乗用車は割り戻しも付加もないニュートラルに分類される見通しだ。

 

既に使用されているガソリン車の場合、来年4月1日から二酸化炭素排出基準が厳しくなり、炭化水素規制も満たさなければならない。排ガス基準が厳格なユーロ6基準を満たす貨物車への早期買い替えを促す計画は、優遇内容をより充実させる。

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