シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP唐突なゴルフコース接収、この先同様の接収の可能性は小

社会

2017年1月6日

唐突なゴルフコース接収、この先同様の接収の可能性は小

〈シンガポール〉
マレーシアのクアラルンプールとシンガポールのジュロンを結ぶ高速鉄道(HSR)建設のため、ジュロン・カントリークラブに続き、ラッフルズ・カントリークラブも接収されることが決まった。会員権所有者、ゴルフ愛好家には落胆の出来事だが、国土開発の専門家は、こうした突然の接収がこの後も起こる可能性は低いとみている。

 

HSRが比較的最近のプロジェクトだからだ。都市プランナーのサラ・リン氏によると、当局者が国土開発の長期的基本計画を策定する際、HSRは考慮対象に含まれていなかった。このためやむを得ず2カントリークラブの敷地を接収する結果になった。

 

HSR開発のための覚書が交わされたのは昨年7月で、正式契約が結ばれたのは12月。対照的に、国土開発における土地の必要性はあらかじめ明確にされ、計画に組み込まれるので、土地を強制的に取得する必要は通常、生じないという。

 

開発計画に組み込まれているものでは、2021年に借地権が切れるケッペル・クラブのゴルフコースは都市再開発庁(URA)の計画で住宅用地に指定されている。

 

政府は2013年、ゴルフコースを住宅開発など他の目的に使う方針を明確にしており、ゴルフというレクリエーションより、住宅建設や社会基盤整備、経済活動目的の利用が優先されることは確実だ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP唐突なゴルフコース接収、この先同様の接収の可能性は小