シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP国内の金融機関のうち82%が「フィンテックは脅威」、民間調査

金融

2016年11月29日

国内の金融機関のうち82%が「フィンテックは脅威」、民間調査

〈ペタリンジャヤ〉

国内の金融機関の82%がフィンテックを脅威とみなしていることが、プライスウォーターハウスクーパース・マレーシアとアジア銀行家協会(AICB)が共同で実施した調査から分かった。全世界では67%の金融機関が脅威とみなしている。フィンテックとは情報技術(IT)を駆使した金融技術、およびそうした技術の創出を指す。

 

フィンテックに対する備えでは、フィンテックを戦略の中心に据えているとの回答はマレーシアで47%と低かった。世界平均は60%。報告書によると、フィンテックの台頭で最も影響を受ける可能性のある金融サービスとして挙げられたのは、送金、決済、個人向け銀行サービス、損害保険。

 

マレーシア金融機関のうち22%は、フィンテック提供業者が既存金融機関から収入の20%以上を奪う可能性があると考えている。フィンテックによる既存サービスの破壊で懸念される問題として挙げられたのは、監督面の不透明さ、利ざやの縮小、情報セキュリティーなど。

 

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP国内の金融機関のうち82%が「フィンテックは脅威」、民間調査