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経済

2016年11月29日

IMDの人材ランキング、シンガポールは15位に後退

〈シンガポール〉

スイスのビジネススクールであるIMDがまとめた今年の人材ランキングで、シンガポールは15位と昨年の10位から大幅に後退した。1位はスイス、2位はデンマーク、3位はベルギーと欧州勢が上位を独占し、アジアからは香港が10位と、唯一10位以内に入った。ほかに20位以内にアジアから入ったのはマレーシアで、19位だった。

 

シンガポールが順位を下げたのは初等・中等教育への投資が比較的少なかったことが主因。IMDは、「投資・教育」、「人材確保力」、「人材対応力」の3カテゴリーに分けて集計、分析し順位をまとめている。シンガポールの昨年の教育支出は国内総生産(GDP)の2.99%(前年は3.08%)だった。香港はGDPの3.26%を教育に投じた。

 

IMDのブリス教授によれば、シンガポールの教育投資の減少はわずかだったが、ほかの国が投資を増やしており、シンガポールを抜く結果になったという。ただ教育投資は多ければよいというものでもなく、米国はGPDの6.2%を公教育に投じたが、成果ははっきりしないという。

 

IMDの調査対象は61ヵ国・地域。台湾、日本、韓国、中国、インドのアジア勢は順位を落とした。

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