シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP10月の消費者物価指数は0.1%の下落、下落は24ヵ月連続

経済

2016年11月24日

10月の消費者物価指数は0.1%の下落、下落は24ヵ月連続

〈シンガポール〉
統計局が発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.1%の下落だった。下落は24ヵ月連続だが、0.1%は24ヵ月間で最も小幅。1~10月のCPIは前年同期比0.7%の下落になった。

 

2年にわたる物価下落の主因は、原油、乗用車の値下がり、住宅賃借費の下落だが、家計に対する影響は少なく、必需品である食品、教育費また医療費は緩やかながらも上昇傾向をたどっている。

 

CIMBプライベートバンクのエコノミスト、ソン・センウン氏は「物価下落はそれほど深刻ではないが、下落終息を政策決定者は歓迎すると思われる。物価下落は景気後退を連想させるため、心理的影響があるからだ」とコメントした。

 

CPIを構成する項目のうち、教育費、家財・世帯向けサービスはともに3.2%値上がり。食品価格は1.9%、レクリエーション・文化費は1%、それぞれ上昇した。住居費・公益費は3.8%下落。通信費は0.3%、運輸費と衣類・履物は0.2%、それぞれ下落した。

 

CPIから、自家用車所有に関する経費と住宅賃借費を除いたコアインフレは1.1%の上昇だった。シンガポール金融管理庁と通産省は、原油は来年値上がりに転じ、インフレ効果をもたらすが、経済の減速により効果は相殺されると予想している。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP10月の消費者物価指数は0.1%の下落、下落は24ヵ月連続