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経済

2016年11月22日

ホテル業界変革マップを開始、ロボットの導入を奨励

〈シンガポール〉
イスワラン通産相は11月21日、各産業部門のレベルアップを図る「変革行程表」のホテル産業版の開始を宣言した。ロボット技術など革新的技術の採用、海外市場への売り込み、次代を担う人材の育成を柱に据える。

 

ホテル客室数は2020年までに1万3,300室増える見通しだが、それに必要な分、労働力が増加する可能性は低い。このため技術の導入が必要になるという。

 

マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)では来年、アーム式ロボットを採用する。テーブルナプキンを毎日、3,500枚折り畳み、食事道具を挿入する従業員の助手として機能する。1時間に処理できるナプキンは160枚で、フルタイムの従業員7人分をこなすことができる。

 

ほかにホテル業界で導入されている技術は、電波を利用した非接触認証技術(RF-ID)で、シーツなどリンネル製品や職員の制服にチップを貼付することで、所在を確認することができる。既に10余りのホテルがこの技術を採用している。最大60%の労働力節約が可能だ。

 

人材育成面では、ホテル業界で働く魅力を知ってもらうためのキャンペーンを3年計画で実施する。ホテル業界でのキャリアアップに対する関心の低さに対応した。生産性引き上げのための措置を講じたホテルに対し政府は費用の最大70%を補助する。

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