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経済

2016年11月21日

為替ヘッジの利用容易に、リンギ下落対応で新措置

〈クアラルンプール〉

中央銀行バンク・ネガラのムハマド・イブラヒム総裁は11月18日、金融市場協会の行事で、国内企業、個人が米ドル対リンギ、人民元対リンギの為替でヘッジ手段をとるのを容易にするための措置を講じると発表した。リンギの下落に歯止めをかけるのが狙い。

 

リンギはトランプ氏が次期米大統領になることが決まって以降、対米ドルで下落傾向をたどっており、中銀が認めてない海外取引のノンデリバラブル・フォワード(NDF)での下落が顕著となっている。

 

新措置では企業などがヘッジ手段をとる際の文書提示を不要にする。中銀は証券委員会、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)と協力して、米ドル・リンギ、元・リンギ先物を導入する。

 

しかし、このリンギ安は米大統領選後の資金の流出という、中銀の制御しえない出来事が主因(国内銀行のエコノミスト)との指摘もある。

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