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経済

2016年11月18日

リンギの下落止まらず、対米ドルで10ヵ月来の低値に

〈クアラルンプール〉
米大統領選の結果が判明して以降のリンギ安を阻止するため、中央銀行バンク・ネガラは思い切った措置に出たが、リンギ安は止まらず、11月17日の国内市場の終値は1米ドル=4.395リンギ(約109.5円)とほぼ10ヵ月来の安値になった。

 

18日の午前11時半には1米ドル=4.412リンギ(約110円)となった。外国人投資家はマレーシアから資金を引き揚げており、国債が値下がりしている。

 

さらに懸念されるのは、リンギが域内通貨に対しても下落していることで、リンギに対する投資家の弱気を示すもののようだ。リンギはタイバーツ、シンガポールドル、インドネシアルピア、豪ドルに対し値下がりした。

 

中銀は国内銀行に対し、リンギの海外取引であるノンデリバラブル・フォワード(NDF)の相場を無視するよう通達。さらに海外で活動する外銀に対しNDF取引に参加しないよう求めた。マレーシアに拠点を置く外銀の幹部はこの措置を「間接的な資本規制」とみなしている。

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