シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPリンギ防衛で中銀、オフショア取引する外銀に誓約要請

経済

2016年11月17日

リンギ防衛で中銀、オフショア取引する外銀に誓約要請

〈クアラルンプール〉

中央銀行バンク・ネガラ(BNM)は通貨リンギの海外取引であるノンデリバラブル・フォワード(NDF)が増加し、リンギ安の主因になっていることから、NDF取引を行わないよう外国銀行に要請した。海外取引を抑制し、リンギを防衛するためだ。中銀はリンギを国際化しておらず、海外取引は本来、認められていないが、シンガポールと香港でNDF取引が店頭で行われている。

 

中銀は、債券などマレーシアの有価証券を顧客である外銀から預かっている国内銀行を通じ、NDF取引を行わないとの誓約書提出を外銀に要請した。国債を含め債券発行残高の40%をファンドなど外資が保有している。

 

中銀のアドナン・ザイラニ総裁補によると、最近、リンギの国内相場がNDF相場の影響を受けていることが判明した。国内銀行が外資の要請で両替を行う際、NDF関連取引であるかの判別は困難なため、今回の措置をとったという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPリンギ防衛で中銀、オフショア取引する外銀に誓約要請