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経済

2016年11月18日

証券先物法違反でスワイバー、商事調査局の捜査対象に

〈シンガポール〉

海洋油田開発関連会社で、経営難のため裁判所の管理下に置かれているスワイバー・ホールディングスは11月16日、ホワイトカラー犯罪を取り締まる商事調査局(CAD)から捜査を受けていると明らかにした。

 

証券先物法違反の容疑だが、どの条項に抵触した容疑かは明らかにされていない。シンガポール取引所(SGX)は10月末、誤解を与える情報で投資家を惑わせたとの理由でけん責しており、関係当局にも通知していた。

 

スワイバーは2014年12月、西アフリカにおける7億1,000万米ドル(約775億6,000万円)の事業を受注したと発表。その後に株主割当を行い、4,500万米ドル(約49億2,000万円)を調達していた。15年第1四半期に着工の予定だった。

 

しかし同事業についてその後、追加情報を公表せず、今年7月、SGXの要請を受けようやく最新情報を発表。事業に進展がなく工事に着手していないことを明らかにした。原油価格の急落を受け発注側が油田開発を遅らせたためだ。

 

スワイバーは同月28日、債務超過に陥っているとし清算を裁判所に申請。しかし債権者の反対に遭い、裁判所管理を申請し、認められた。専門家は、SGXへの継続的情報提供を規定した第203項と、誤った情報の提供に関する第199項に対する違反に問われていると推測している。

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