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経済

2016年11月17日

配車アプリのヘイローが撤退、業務継続はウーバーなど3社に

〈シンガポール〉

タクシー予約アプリの英系ヘイローが11月15日、シンガポールから撤退した。この1週間前には別の同業者、カーフーも経営難からシンガポール、ロンドン、ニューヨーク、テルアビブから撤退していた。オブザーバーは、市場規模から経営を続けられるのは1~2社のため、撤退は驚くに当たらないとしている。

 

ヘイローのシンガポール参入は2014年10月と、ウーバー、グラブに後れをとった。鉄道運営会社SMRTの子会社との提携事業。ヘイローは7月、独ダイムラーが所有する同業のマイ・タクシーに吸収されており、マイ・タクシーは欧州業務の拡大に注力する意向を示していた。

 

シンガポール国立大学ビジネス・スクールのヤン准教授は「参入が遅れたアプリ業者は、アプリを利用するタクシーが少なく、予約しても待ち時間が長いため利用者からは歓迎されない」とコメントした。

 

ブラジル系配車アプリのイージー・タクシーは昨年8月、中南米などに注力するとの理由で撤退した。SIM大学エコノミストのテセイラ氏はこうした理由づけについて「これ以上赤字を出したくない、というのがおそらく本音」と指摘した。ウーバーも依然、赤字経営だ。ほかにシンガポールで業務を続けているのはグラブとムービタクシー。

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