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社会

2016年11月16日

身分証明書、55歳になった市民に更新を義務付け

〈シンガポール〉

移民・検問庁(ICA)は11月14日、55歳になった国民および永住者(PR)に身分証明書(NRIC)の再発行申請を来年から義務付けると発表した。高齢になるに従い、老化などで顔が変わり、若い時の写真では身元確認に支障をきたす可能性があるためだ。治安維持の面からも顔写真を最新のものに改める必要があるという。

 

このため申請に際しては新たな個人情報とともに、最近撮影の写真を提出しなければならない。現行制度では国民、PRは15歳でNRICを取得し、30歳で更新する。

 

新制度の適用を最初に受けるのは1962年生まれの市民。この10年間にNRICを更新した場合の再申請は不要。ICAは、適用対象の市民に、55歳になる1カ月前に更新を文書で通知する。シンガポール在住者は1年以内の更新が、海外在留者は帰国してから1年以内の更新が必要。

 

申請はICA事務所で受け付ける。ICAホームページでの登録も可能。手数料は国民が10Sドル(約760円)、PRが50Sドル(約3,800円)。ICAはNRIC回収に際し所持者の虹彩を撮影し、データベースに保管する。陸海空の検問所で虹彩を生体認証に利用する計画で、これに備える。

 

ICAはまた2018年から、1962年以前に生まれた国民、PRが任意でNRIC再発行を申請できる枠組みも導入する。

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