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経済

2016年11月14日

シングテル中間決算は小幅減益、通期も減益の見通し

〈シンガポール〉
通信最大手の政府系シンガポール・テレコム(シングテル)が発表した中間決算は、営業収入が前年同期比5%減の80億Sドル(約6,035億円)で、純利益は2.8%減の19億2,000万Sドル(約1,448億円)だった。豪州業務の競争が増したことによる減収の影響を受けた。

 

第2四半期(7~9月)の業績は、営業収入が2.3%減の約41億Sドル(約3,093億円)、純利益が5.6%減の9億7,200万Sドル(約733億万円)だった。前年同期のような特別利益がなかったのが減益の主因。豪州ではほかの通信会社からの着信呼に対する課金の引き下げが2016年から強制施行され、これが減収要因になった。シングルは豪オプタスに出資している。

 

ほかの域内関連会社の業績は好調で、インドネシアのテルコムセル、インドのエアテルの税引き前利益はそれぞれ、22%、13%増加した。関連会社の税引き前利益は7%増の6億7,900万Sドル(約512億円)。関連会社を含めた加入者数は計6億2,900万件。

 

シンガポール業務の営業収入は3.4%減少。音声サービス利用が減少したが、携帯電話によるデータ利用は増加した。連結ベースでの一般消費者向けサービスの収入は、豪州業務が響き8%減少した。法人部門収入は5%増加した。通期の売上高は1~5%程度の減少が予想されている。

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