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経済

2016年11月11日

中期的に市場の不安定は続く、金融機関見通し

〈ペタリンジャヤ〉
金融機関は中期的に市場の不安定な状態は続くと予想している。米国大統領選挙の結果が判明して1日が経過した11月10日、通貨リンギは米ドルに対し下落を続けた。株式市場では一時のろうばい売りから落ち着きを取り戻し、マレーシア証券取引所の株価指数FBM・KLCIは5.12ポイント(0.31%)上昇した。

 

為替相場は、1米ドル=4.28リンギ(約106円)までリンギ安が進んだ。終値は4.2708リンギ(約105円)。Amリサーチはリンギ安の傾向が続くと予想している。

 

実体経済で最も影響が大きいのは貿易で、政府系金融機関MIDFの調査部門によると、9月末時点の今年の対米輸出は前年比11.5%増の594億リンギ(約1兆4,700億円)で、輸出全体の10.4%を占めた。電気・電子製品が対米輸出の約60%を占めており、トランプ氏が自国優先主義の政策をとれば、米国への輸出に影響が出ると予想される。

 

アライアンスDBSのエコノミストは「トランプ氏が大統領に就任して、政策を明確にするまで、中期的に不透明感は続く」との見解だ。

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