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政治

2016年11月9日

次期大統領候補はマレー人のみ、リー首相が明言

〈シンガポール〉

大統領選挙法と憲法の改正をめぐる審議2日目の11月8日、リー・シェンロン首相は、次期大統領候補はマレー人に限定すると、政府としての方針を明確にした。マレー人の大統領は1970年、在職中に死亡したユソフ・イシャク初代大統領以来。

 

リー首相の声明を受けトニー・タン大統領は、来年の大統領選挙に立候補しない意向をフェイスブックで表明した。リー首相は「少数民族社会が自ら、所属する民族からの大統領選出を要求したことはないが、多民族国家を反映した大統領制を今、確立する必要がある」と述べた。

 

リー首相は大統領制に詳しく、自ら立案および実行に関わってきたため、大統領制の改革を後世に委ねず、今のうちに改定したいと述べた。民選大統領は、時の政権が過去の政権が蓄積した準備金の利用を希望した場合、これを拒否する権限を有する。

 

選挙法改正では、6期の間に華人、マレー人、およびインド系人とその他の民族の3つのグループから少なくとも1人が大統領に選出される。

 

民選大統領の権限を付与されたウィー・キムウィー元大統領を含め直近の5人(うち1人は2期)は華人、インド系人で、マレー人はいない。リー氏は「大統領は国家統一の象徴」と訴えた。

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