シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPOCBCの預金口座「360アカウント」が人気、ほかの銀行も追随

金融

2016年11月8日

OCBCの預金口座「360アカウント」が人気、ほかの銀行も追随

〈シンガポール〉

OCBC銀行が2年前に独自の預金口座「360アカウント」を導入して以来、人気を集めており、現在の預金残高は1年前と比べ30%増加した。

 

360アカウントは、銀行との取引が多い客の利子を高くするという取引重視の口座。給与のうち毎月2,000Sドル(約15万円)以上の振り込みに対し、最低で年1.2%の利率を保証する。同口座開設者の半数は給与を振り込んでいる。

 

保険、あるいは投資商品を窓口で購入すれば年1ポイントの利子を上乗せする。また口座を公共料金の支払いなどに利用したり、OCBC発行のクレジットカードを利用したりするとさらに利率が上がる仕組み。同口座を通じた資金の流れは導入当初の7倍に増加した。

 

一方で競争も増している。DBS銀行は最近、給与振り込み、クレジットカード利用、保険加入など5つのサービスのうち3つを利用すれば月130Sドル(約9,800円)のキャッシュバックを行うサービスを開始した。UOB(大華銀行)も取引連動型口座の「ワン・アカウント」を提供しており、預金残高が多くなると預金利率も引き上がる。

 

OCBCの消費者サービス部長デニス・タン氏は「競争は予想されたところ。われわれのパラダイムシフトが業界に変化をもたらした」とした。また貯蓄口座の構成も変える計画だ。

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