シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP米国大統領選挙がもたらすリスク、シンガポールへの影響

金融

2016年11月8日

米国大統領選挙がもたらすリスク、シンガポールへの影響

〈シンガポール〉

米大統領選が目前に迫った。マーケットはヒラリー・クリントン候補の勝利を予想しているが、アジア時間の11月9日朝、投票結果が確定するまで投資家は市場に手を出さない方が賢明のようだ。

 

ドナルド・トランプ氏が大統領に当選した場合、市場が急落する可能性がある、というのがマーケットに一致した見方だ。投資家に推奨されているヘッジ手段は、株式プットオプション(所有者に一定の期間に特定の価格で普通株式を売却できる権利を付与する契約)や金(きん)投資だ。

 

シティのストラテジストはクリントン勝利を予想しており、トランプ当選の確率は25%としている。トランプ大統領誕生、ポピュリズム台頭の場合のリスクでは、新興市場、アジア、貿易依存型経済のシンガポールを動揺させるとの予想が支配的だ。

 

指数作成業者MSCIのマングハニ氏は、米国が中国、メキシコからの輸入に高関税を課すことになれば、安い外国製品に病みつきになっている消費者の購買に影響すると予想している。

 

またコスト上昇、インフレ加速で、米国でスタグフレーション(生産活動が停滞するなかでの物価上昇)が予想されるという。今回の大統領選挙と並行して下院議員選挙と上院の3分の1の改選も行われる。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP米国大統領選挙がもたらすリスク、シンガポールへの影響