シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPジョホール州の貯水池水位が低下、首相が節水を呼び掛け

社会

2016年11月7日

ジョホール州の貯水池水位が低下、首相が節水を呼び掛け

〈シンガポール〉

シンガポールが原水の50%強を依存している隣国ジョホール州のリンギウ貯水池の水位が、日照りの影響で22%まで下がっており、リー・シェンロン首相は11月5日、環境意識を高めてもらうための行事で節水を国民に呼び掛けた。

 

水の消費量は1人当たり1日151リットル(昨年実績)で、政府はこれを2030年に140リットルまで減らすとの目標を掲げている。リー首相は「日照り、水不足の発生頻度が増えている」と語った。シンガポールは海水の淡水化、下水の上水利用など自国内調達に力を入れているが、リー首相は、さらに国民の果たすべき役割はあるとの考えで「持続性はわれわれ一人一人の肩にかかっている。どのような生活を送り、資源節約のためどう習慣を変えていくかが問題だ」と訴えた。

 

マサゴス・ズルキフリ環境・水資源相は具体例として、シャワー時間の短縮、洗車回数の削減を挙げた。国民世帯の水消費量は減少傾向にあり、世帯当たり月間の上水消費量は2006年の1万8,300リットルに対し昨年は1万7,600リットルで、1人当たり1日158リットルから151リットルに減少したことになる。水消費の少ない洗濯機の利用など技術面の進歩と、節水意識が国民の間に広く浸透したことが理由だ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPジョホール州の貯水池水位が低下、首相が節水を呼び掛け