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経済

2016年11月2日

情報開示が不十分のスワイバー、SGXが叱責

〈シンガポール〉

シンガポール取引所(SGX)は情報開示を怠ったとの理由で、石油・ガス関連企業スワイバー・ホールディングスをけん責した。

 

スワイバーは2014年12月、西アフリカで7億1,000万米ドル(約740億円)相当の事業を受注したと発表したが、見込み額であることを明確にしていなかった。また今年7月8日には、同事業に遅れが出ているとの声明を発表したものの、受注額についての正確な情報は公表しなかった。

 

スワイバーのフランシス・ウォン最高経営責任者(当時)は2014年の発表に際し、工事は2015年第1四半期に開始すると発表。その2週間後、4,500万Sドル(約34億円)を調達するため株主割り当てを発表していた。鉱区の埋蔵量を調べるための油井掘削は、2015年12月に完了の予定だったが、原油価格の急落を背景に延期され、正式契約には至らなかった。

 

スワイバーが今年7月に事業遅延を発表した際、過去に発行した債券の満期が近づいており、投資家から情報開示が不十分と批判を受けていた。7月末には整理解散すると唐突に発表したが、債権者の要望を受け裁判所管理を申請、裁判所の管理下に置かれた。その後、債券は償還できず不履行になっていた。

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