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経済

2016年10月18日

リンギが2月以来の安値、米FRBの利上げ観測が影響

〈クアラルンプール〉
リンギが8ヵ月来の低水準に値下がりした。17日の外為相場は1米ドル=4.218リンギ(約104円)で、2月以来のリンギ安となった。

 

米連邦準備制度理事会(FRB)が年内、再利上げに踏み切るとの観測が強まり、投資家がマレーシアを含む新興国の証券市場から資金を引き揚げたためだ。

 

政府系金融機関のMIDFによれば、先週の外国人投資家のブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)における売買は2億2,700万リンギ(約56億円)の売り越しだった。

 

マラヤン・バンキング(メイバンク)傘下の投資銀行メイバンク・キム・エンは、マレーシア中央銀行バンク・ネガラが政策金利である翌日物政策金利(OPR)を引き下げると予想。引き下げによりリンギ安が進むとの見解を示した。

 

アナリストらは、米大統領選挙がある11月にFRBは利上げを行わないが、12月の会合では利上げを決める可能性があると予想している。利上げ幅予想は0.25ポイントかそれ以上。

 

9月の連邦公開市場委員会の議事録によれば、次回の利上げに関し委員の意見は割れており、イエレンFRB議長は、利上げに際しては雇用動向を特に考慮すると表明した。

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