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政治

2016年9月29日

リー首相、首脳会談で積極的平和主義を支持

〈シンガポール〉
日本を訪問したリー・シェンロン首相は9月28日夕刻、安倍晋三首相との首脳会談に臨み、2国間関係、域内情勢などを話し合った。リー氏は安倍氏が掲げる「積極的平和主義」を支持すると表明した。

 

会談後の共同記者会見でリー氏は、環太平洋経済連携協定(TPP)について「日本は署名国のうち米国に次ぐ経済大国であり、日本が批准することは極めて重要だ」と語った。TPPは現在、国会で審議中だ。両首脳は、陸上、海上、航空輸送とインフラの領域で2国間協力を話し合う次官級委員会の設置で合意した。

 

安倍氏はクアラルンプール・シンガポール高速鉄道事業に、日本の新幹線技術が採用されることに期待を表明。リー氏は「最高の技術が採用されることをシンガポールとして希望している」と応じた。リー氏はまた、東京オリンピックを好機ととらえ2国間で航空便の往来を増やすことが望ましいと表明した。

 

会談後、リー氏は父親であるリー・クアンユー初代首相が受章した桐花大綬章の伝達を、遺族代表として受けた。外国人に対する表彰では最高の章。安倍氏は11月にトニー・タン大統領が国賓として来日することに触れた。会談に先立ちリー氏は中外製薬の永山治会長ら8人の財界幹部を昼食に招き懇談した。

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