シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP室内用塗料に防蚊効果、関西ペイントがニー・スーン自治組織に納品

日系企業

2016年9月9日

室内用塗料に防蚊効果、関西ペイントがニー・スーン自治組織に納品

〈シンガポール〉
ジカ熱の感染拡大で、関西ペイント・シンガポールが防蚊塗料「アレスアンチモスQ」の販売拡大を目指している。アンチモスQは、合成の虫よけ成分ペルメトリンを含む水溶性の室内用塗料で、ジカ熱やデング熱のウイルスを媒介するネッタイシマカのほか、クモ、アリに効果があるという。

 

シンガポールでは昨年末に販売を開始したが、同社のリチャード・リョン最高執行責任者(COO)によると認知度は低い。販売店はデフ・レーンの1店のみ。アンチモスQは無臭で、蚊の神経系統を乱し、蚊が塗装した壁に止まると針が使えなくなる。塗装面は温度が低く、蚊に好まれる休息場所になるという。防蚊成分は3年間持続する。ジカ熱感染者は9月7日の時点で283人に達した。デング熱患者も今年は過去最多を更新する見通しだ。

 

リョン氏によると、アンチモスQはシンガポール環境庁(NEA)が認可した唯一の防蚊塗料。人体への影響については、経皮、経口検査の結果、致死性はないと証明されているという。

 

大口の注文では、自治組織のニー・スーン・タウンカウンシルが採用を決めた。公営HDB団地の18ブロックの共用部分(床下空間、エレベーターロビー、廊下)を塗装する。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP室内用塗料に防蚊効果、関西ペイントがニー・スーン自治組織に納品