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日系社会

2016年8月9日

福島震災支援のアート保養プログラムが終了、作品展覧会は8月21日まで

〈シンガポール〉
東日本大震災や福島第一原発事故で心に傷を負った子供たち20名(9~12歳)のトラウマ・ケアを目的とするアート保養プログラム「ミラクル・クッチー体験2」が、8月7日まで開催された。

Fukushima Art Program 5

 

最終日となった同日、福島県広野町から招かれていた子供たちを送別するパーティがSCAPE(スケープ)で行われた。同会場には今回のアートセラピーで創作された絵画や陶芸、写真などが展示されていることもあり、在星ボランティアスタッフや支援者など100名を超える人々が集結。折り紙セラピーの第一人者として知られるニューヨーク大学アートセラピー学科指導講師の小林利子氏や、このプログラムを主催する現代美術アーティストの平川典俊氏らが挨拶を述べたほか、用意されたビュッフェに勢いよく集まり、折り紙を楽しむ子供たちの様子もみられた。

 

Fukushima Art Program 2

 

同プログラムは今年で3回目。東日本大震災の復興支援に協力している非営利団体TODAY IS THE DAY FOUNDATIONが中心となり、アートセラピーを研究しているラサール・カレッジ・オブ・アーツ、日本最大規模でアートセラピー活動に取り組む子供未来研究所などと連携し、約15日間に渡って実施された。

 

Fukushima Art Program 1

現代美術アーティストの平川典俊氏

 

平川氏は、「エミリーヒル(旧日本総領事館)でのペイントワークショップ、シンガポールを代表するT.H.E.ダンスカンパニーによるワークショップなど、絵画やダンス、写真、陶器などのアート制作を通じてトラウマを乗り越える力を養うのが、このプログラムの目的。中には『イベントが待ち遠しかった』『このままシンガポールにいたい』と話す子供もおり、普段心の奥にしまいこんでいる想いを聞くことができた。アートセラピーの専門的な研究が大学で行われ、公的な理解も深いシンガポールで、来年以降も在星の方々や日系企業の支援が増えてほしい」と語った。

 

なお、子供たちが創作した作品は、「SCAPE」にて21日まで展覧され、このプログラムは来年も開催される予定だ。

 

Fukushima Art Program 3
Fukushima Art Program 4

 

(展覧会会場)

日時:8月7日(日)~21日(月)12:00~20:00

場所:「SCAPE」(2 Orchard Link)

2 Orchard Link #02-02 Singapore 237978

問い合わせ:http://scape.sg//contact

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