シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP6月の非石油地場輸出は2%減、前月の増加から反転

貿易

2016年7月19日

6月の非石油地場輸出は2%減、前月の増加から反転

<シンガポール>
国際企業庁(IE)が7月18日に発表した6月の非石油地場輸出(NODX=石油輸出・再輸出を除く輸出)は前年同月比2.3%の減少だった。前月は11.6%増と大幅増だったが、金(きん)、プレハブ建材輸出が伸びたことによるもので、増加は一時的との民間エコノミストの予想どおりの結果になった。

 

NODXの額は前月比(季節調整済み)で12.9%減の130億Sドル(約1兆192億円)だった。オーストラリア・ニュージーランド銀行のエコノミストは「減少が本来の姿」とコメントした。

 

NODXのうち、前年同月比で電子機器輸出は1.7%減だった。減少したのはパソコン・同部品、ディスクドライブ。電子機器の50%近くを占める集積回路(IC)は増加した。

 

電子機器以外の輸出は2.5%減だった。石油化学品、一次化学品、電気機械の輸出減が主因。DBS銀行のエコノミストは「外需の先行き見通しは厳しいことが改めて示された」とした。

 

中間財輸入は45億Sドル(約3,528億円)で前月より6億Sドル(約470億円)減少。総貿易は前月比1.1%減の712億Sドル(約5兆5,819億円)だった。1~6月通期のNODXは前年同期比4.5%の減少になった。

 

主要輸出市場別では、中国向けは9.9%減。欧州連合(EU)、日本向けも減少した。最大の貿易相手国である中国の不振が響いている。台湾、米国向けは増加した。

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