シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP下水・ごみ処理一貫施設、入札を開始へ

建設

2016年7月13日

下水・ごみ処理一貫施設、入札を開始へ

〈シンガポール〉
公益事業庁(PUB)は、地中深くに下水路を掘り、集中処理する地下トンネル下水システム(DTSS)の第2期事業の入札を年内に開始する。

 

DTSSは、下水を東部チャンギと西部トゥアスの集中処理センターに集め処理し、飲用可能な水として再生するシステム。現在、再生水は上水の30%を占めているが、この割合をさらに高める。

 

チャンギ処理場と北部トンネルなどで構成する第1期は2008年に完成した。第2期は2025年の完成予定で、中心街から西部に向かうトンネル、トゥアス再生水プラント(TWRP)、ニューウオータープラントで構成する。事業費は推定65億Sドル(約4,908億円)。

 

すべての事業が完成すると、既存のウル・パンダンとジュロンの再生水プラントや、揚水施設は不要になるため、計150ヘクタールの土地が再開発可能になる。

 

トンネルの深さは最高で50メートル。TWRPでは薄膜を使ったバイオリアクター(発酵装置)を利用する。再生水、ニューウオーター生産を統合した施設で、当初処理能力は1日1億7,600万ガロンと世界最大。

 

統合廃棄物管理施設(IWMF)も併設される。事業費は推定30億Sドル(約2,265億円)。可燃ごみ、再利用可能な家庭ごみ、食品ごみ、脱水したスラッジの処理が可能だ。

 

PUBは今年から2018年にかけ、エンジニアリング、建設入札を実施し、2019年以降に着工する。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP下水・ごみ処理一貫施設、入札を開始へ