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経済

2016年7月11日

COE落札価格が反落、消費者の買い控えが影響

〈シンガポール〉

7月最初の新車購入権(COE)入札が7月7日実施され、全てのカテゴリーで落札価格が前回を下回った。6月の入札でCOEが値上がりした結果、買い控えの傾向が強まったことが影響した。

 

Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)のCOEは前回より5.3%安い5万2,301Sドル(約390万円)、Bカテゴリー(排気量1.6リットル以上か、出力130馬力以上の乗用車)のCOEは1.6%安い5万6,089Sドル(約419万円)、主に大型乗用車の購入に使われるオープンカテゴリーのCOEは2.4%安い5万6,002Sドル(約418万円)だった。

 

カータイムズ・オートモービル代表のディー・ロー氏は、6月の入札でCOE価格が上昇したのは、自動車ローン規制の緩和に対する反射的動きと指摘。「COEが上昇し新車店頭価格が上がったため、購入予定者は様子見の姿勢に転じた」と語った。

 

並行輸入車、中古車業者の団体、シンガポール自動車取引業協会(SVTA)のタン副会長は、英国の欧州連合(EU)からの離脱問題も消費者の買い控えにつながったと分析している。

 

陸運庁(LTA)は近く、8~10月期のCOE発行枠を発表する予定で、発表を待ってから態度を決めようと考えている消費者もいると考えられる。

 

商用車のCOEは4万7,889Sドル(約358万円)、オートバイのCOEは6,012Sドル(約49万円)で、前回よりわずかながら下落した。

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