シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP5月の非石油地場輸出は予想外の12%増、金輸出が貢献

貿易

2016年6月20日

5月の非石油地場輸出は予想外の12%増、金輸出が貢献

〈シンガポール〉
国際企業庁(IE)は、5月の非石油地場輸出(NODX=石油・再輸出を除く輸出)が前年同月比11.6%増加したと発表した。金(きん)輸出が437%増加したのが貢献した。

 

ほかに増加したのは、プレハブ建材、薬品で、薬品は6%増だった。これらを含めた、電子機器以外の輸出は19%の増加だった。電子機器輸出は6%減だった。減少は3ヵ月連続。NODXのうち電子機器以外の占める割合は70%。

 

前月比ではNODXは16.8%増の149億Sドル(約1兆1,486億円)。石油貿易、再輸出を含む総貿易は720億Sドル(約5兆5,505億円)だった。製造業の先行きを示す中間財輸入は前月より16億Sドル(約1,233億円)多い51億Sドル(約3,932億円)。

 

金価格は今年、20.6%上昇しており、大華銀行(UOB)エコノミストのリュー氏は「値上がりを受け、金を保持していた人が利益確定のため手放したと考えられる」とコメントした。金の主要輸出先はスイス、マレーシア、中国。プレハブ建材はほとんどがノルウェー向けだった。

 

前年同月比で、上位輸出先市場のうち、米国、台湾、マレーシア向けNODXは増加した。しかし日本を含むほかの6ヵ国と欧州連合(EU)向けは減少した。

 

多くのエコノミストは、5月のNODXの増加は一時的とみている。

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