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政治

2016年6月16日

1MDB最高経営責任者が州出資の非公開イベントに出席 選挙前に与党イメージアップが目的か

〈クアラルンプール〉
マレーシア国営投資ファンド「ワン・ マレーシア・デベロップメント(1MDB)」の最高経営責任者アルル・カンダ氏が6月15日、18日にスンガイ・ベサルで実施される補欠選挙の前に、セランゴール州が出資する非公開のイベントに出席したことで様々な憶測を呼んでいる。

 

オンラインニュースサイトを運営するマレーメール・オンライン社が伝えたところによると、このイベントでアルル氏は数少ない演説者の1人として、同州の公務員に向けて時事問題に関する講演を行ったとされる。汚職が疑われている1MDB問題に加えて、テロの脅威やインターネットの悪用の話題にも触れたという。アルル氏は1MDB問題などによって発生した与党への負のイメージを払拭すべく招待されたとみられる。

 

アルル氏は「1MDB問題は、政治ではなくビジネス上のやりとりで発生したものであったと既に結論が出ており、議論することはもうない。来年までには最終的に解決する予定だ」と語っている。1MDBの支持者は「アルル氏は既に、与党第一党の統一マレー国民組織(UMNO)の議員にも同様の説明を行っている。もしその非公開イベントでアルル氏の講演があり、聴衆者がその説明を受け入れていたとしても、特に問題はないだろう」と話した。

 

18日の補欠選挙は、サラワク州で今年5月5日に起きたヘリ墜落事故で下院議員2人が死亡し空席ができたために実施される。

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