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社会

2016年6月7日

日照りでマレーシアの水量が減少、上水を追加供給

〈シンガポール〉
公益事業庁(PUB)は6月4日から、マレーシア・ジョホール州への上水供給を増やした。1ヵ月間続ける。日照りでダムの貯水量が減少しているためだ。短期的に、シンガポールへの影響はないという。

 

ジョホールの水道局からの要請に応じた。1日600万ガロンの追加供給で、1日の供給量は契約分を含め2,200万ガロン。

 

PUBが運営するリンギウ貯水池の水量は33%と過去最低の水準に落ち込んでいる。PUBはラヤン川から最大、2億5,000万ガロンの原水を取り入れ、処理後の飲用水の一部をジョホール州に販売している。

 

PUBは昨年8月から今年1月にかけ1日500万~600万ガロンの上水を、今回と同様の取り決めでジョホール州に追加供給した。

 

シンガポール国立大学リークアンユー公共政策大学院名誉客員教授で、第3世界水資源管理センター創設者のアシット・ビスワス氏は、ジョホールへの供給増加が短・中期的にシンガポールの飲料水供給に影響することはないとしたものの、シンガポールの住民1人当たり水消費量(1日150リットル)は多すぎると指摘。「経済、社会、その他の面からシンガポールとジョホールにおいて節水は改善できる」と語った。

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