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建設

2016年5月24日

クアラルンプール国際空港 「KLIAエアロポリス」として整備

〈クアラルンプール〉
マレーシアは5月23日、東南アジアにおける航空需要の増加に対応するため、クアラルンプール国際空港(KLIA)周辺の遊休地を活用し、「KLIAエアロポリス」として整備する計画をスタートした。

 

貨物・物流施設などを整備し、航空サービスを拡充することで、東南アジアのハブ空港としての機能を強化する。会議やイベント用の施設なども整備する予定で、既存の2ターミナルと合わせた面積は100平方キロメートルにおよぶ。リオウ・ティオンライ運輸相は、「われわれはシンガポールのチャンギ空港と競争するつもりはない」と話しており、国土の狭いシンガポールから流れてくるビジネス需要を取り込みたい考え。

 

プロジェクトのコストは明らかにされていないが、今後15年の経済効果は300億リンギ(約800億円)にのぼり、5万6,000人の雇用創出が見込めるという。プロジェクトの実施主体であるマレーシア・エアポーツ・ホールディングス・ブルハド(Malaysia Airports Holdings Berhad: MAHB)は、ドイツの物流会社DHL、マレーシアの複合企業DRBハイコムおよびLCCのエアアジアとの間で、施設を整備することで合意している。

 

マレーシアはこのプロジェクトを通じ、今後5年間で貨物処理能力を現在の年間72万6,000トンから、シンガポールに匹敵する180万トンにまで高める目標を掲げている。

 

このほか空港から6kmの地点には、昨年5月に東南アジア最大級のアウトレットである「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」が開業した。また空港近くにあるセパン・インターナショナルサーキットでは、F1レースなどモータースポーツのイベントが開催されており、空港周辺の開発が進んでいる。

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