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経済

2016年5月3日

活発なショップハウス取引、買い手は外資やファンドが中心

〈シンガポール〉

投資目的の不動産取引はおおむね低迷しているが、ショップハウス取引は活発で、価格も上昇している。希少物件である点が魅力で、投資ファンドや外資の需要が強い。

 

ショップハウスは1階が店舗、2階から上が住居の建物。最近、アン・シアン・ロードのショップハウスを1,080万Sドル(約8億5,000万円)で外国人が購入したが、床面積1平方フィート(約0.09平方メートル)当たり3,750Sドル(約30万円)と、床面積当たりで過去最高を記録した。

 

第1、2地区でのショップハウス価格は2012年が1平方フィート当たり1,500~1,800Sドル(約12万~14万円)、2013~2014年が1,800~2,300Sドル(約14~18万円)だったが、現在はチャイナタウンの物件で同3,000Sドル(約24万円)になる。

 

ただ賃貸料はそれほど上がっておらず、ヒストリカル・ランドによると、投資利回りは8年前の6%に対し現在は3%。買い手は、物件値上がりを待って転売する戦略のようだ。昨年10月以降、仮登記がなされたショップハウス取引16件のうち、9件はファンド、外資に売却された。シンガポール人投資家は過少評価の物件を狙う傾向が強いという。

 

最近、市場に参入したのはダノン・スペイン取締役のリカルド・ペラルタ氏で、保存指定の物件を6件、購入した。

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