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社会

2016年4月25日

チャンギ空港出発ロビー、新式のセキュリティー機器を試験導入

〈シンガポール〉
チャンギ空港を運営するチャンギ・エアポート・グループ(CAG)は新式の警備機器の実証試験を第3ターミナル出国口で開始した。試験期間は2ヵ月。

 

現在使用しているセキュリティー機器は金属探知機。実証試験に使用しているのはミリ波パッシブ撮像装置で、人体から発生される電磁波(ミリ波)をとらえ映像化する人体スキャナーの技術だ。

 

2007年にオランダのアムステルダム・スキポール空港が初めて導入したが、全裸に近い全身立体シルエット像を得ることができるため、プライバシーにかかわるとして普及しなかった。しかし2010年以降、米国運輸保安局により同国の空港に設置され始めた。X線や金属探知機でも認知できない危険物が検出できる、というのが理由。

 

人体への健康上の影響は、分かっている範囲ではない。米国食品医薬品局(FDA)、米国国家規格協会、英国健康保護局が定めた基準を満たしているという。

 

CAGの警備担当幹部は「最高度の安全、警備水準を維持するためだ」と語った。第3ターミナルでは、X線を用いたコンピューター断層撮影(CT)機器と自動化トレーリターン・システムも試験導入した。CT機器は搭乗口で乗客の手荷物の検査に利用する。乗客は荷物から携帯パソコンなどの電子機器を取り出す必要がない。

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