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貿易

2016年4月23日

マレーシア産エビに禁止抗生物質、米国が調査要請

〈ペタリンジャヤ〉
米食品医薬品局(FDA)は、マレーシアから輸入された養殖の冷凍エビから、使用が禁止されている抗生物質の残留が確認されたとし、マレーシア政府に調査と対策を要請した。これに対しマレーシア保健省は詳細をFDAに問い合わせると発表した。

 

FDAは2014年10月から2015年9月にかけ、マレーシア半島で加工された養殖エビ138体を検査。32%に当たる45の検体がニトロフランとクロラムフェニコール(商品名クロロマイセチン)に汚染されていることを確認したという。

 

これを受けアハマド・シャベリー農業・農業関連産業相は、米国への輸出を監督する特別委員会を設けたと発表した。FDAの主張が正しいかを確認し、必要な措置を講じる。

 

米国に輸出されているのは小エビと中エビ。セランゴール水産局のアズリシャ・アジズ局長は、日本や米国、欧州では養殖場における抗生物質の使用を禁止しているが、インド、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナムなどエビの主要輸出国は、病気発生を防ぐため抗生物質に依存せざるを得ないのが現状だと語った。

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